参考文献紹介

『闇の自己啓発』の参考文献

 
参考文献紹介
Information
著者江永泉, 木澤佐登志, ひでシス, 役所暁
発行早川書房
発売日2021/01/21

「自分を変えたい」のなら、人間を超越せよ――。 大人気note連載「闇の自己啓発会」が書籍化

「自分を変えたい」のなら、人間を超越せよ

ダークウェブと中国、両極端な二つの社会が人間の作動原理を映し出し、AIや宇宙開発などの先端技術が〈外部〉への扉を開く。反出生主義を経由し、私たちはアンチソーシャルな「自己啓発」の地平に至る――。現代思想やインターネットの最深部を駆けめぐり、未知なる事物に出会うとき、私たちの世界観・人生観は一変する! 話題騒然のnote連載読書会「闇の自己啓発会」、ついに書籍化。

  • 第1部 闇の社会
    ダークウェブ―課題図書 木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド―社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』
    中国―課題図書 梶谷懐/高口康太『幸福な監視国家・中国』
  • 雑談1 『天気の子』と神新世
  • 第2部 闇の科学
    AI・VR―課題図書 海猫沢めろん『明日、機械がヒトになる―ルポ最新科学』
    宇宙開発―課題図書 稲葉振一郎『銀河帝国は必要か?―ロボットと人類の未来』
  • 雑談2 『ジョーカー』のダンス
  • 第3部 闇の思想
    反出生主義―課題図書 『現代思想』2019月11月号 特集「反出生主義を考える」
    アンチソーシャル―課題図書 レオ・ベルサーニ/アダム・フィリップス『親密性』
    雑談3 ゼロ年代から加速して―加速主義、百合、シンギュラリティ)
  • 補論 闇の自己啓発のために
  • 謝辞
  • 参考文献

この記事では『闇の自己啓発』(pp.406-414)に記載の参考文献についてご紹介します。

第1章 ダークウェブ

アイン・ランド(2014)『肩をすくめるアトラス』アトランティス
著:アイン・ランド, 著:Ayn Rand, 編集: , イラスト: , その他:翻訳 脇坂あゆみ, その他:デザイン 中三川基, 翻訳:脇坂あゆみ
坂井豊貴(2019)『暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない』SB新書
ジェイミー・バートレット(2019)『ラディカルズ 世界を塗り替える<過激な人たち>』双葉社
著:ジェイミー・バートレット, 翻訳:中村 雅子
エヴァン・ラトリフ(2019)『魔王 奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男』早川書房
著:エヴァン ラトリフ, 翻訳:竹田 円
ジェームズ・ブライドル(2018)『ニュー・ダーク・エイジ』NTT出版
イラスト:ジェームズ・ブライドル, 翻訳:久保田晃弘, 翻訳:栗原百代
ジュディス・バトラー(2012)『戦争の枠組: 生はいつ嘆きうるものであるのか』筑摩書房
著:ジュディス バトラー, 原名:Butler,Judith, 翻訳:晶子, 清水
丹生谷貴志「自律冥界――或いはオートマート/オートクトン」『ユリイカ 2018年7月号 特集=バーチャルYouTuber』青土社
著:キズナアイ, 著:届木ウカ, 著:月ノ美兎, 著:赤月ゆに, 著:万楽えね, 著:みゅみゅ, 著:皇牙サキ, 著:広田稔, 著:じーえふ, 著:海猫沢めろん, 著:ばるぼら, 著:さやわか, 著:黒瀬陽平
巖谷國士(2002)『シュルレアリスムとは何か』筑摩書房
竹本竜都(2015)「野獣先輩は淫らな夢を見るか?――<真夏の夜の淫夢>概説」限界研編『ビジュアル・コミュニケーション――動画時代の文化批評』南雲堂
著:限界研, 著:飯田一史, 著:海老原豊, 著:佐々木友輔, 著:竹本竜都, 著:蔓葉信博, 著:冨塚亮平, 著:藤井義允, 著:藤田直哉, 著:宮本道人, 著:渡邉大輔
クレア・マリィ(2013)『「おネエことば」論』青土社
著:クレア・マリィ
千葉雅也(2018)『意味がない無意味』河出書房新社
ヘンリー・ボンド(2012)『ラカンの殺人現場案内』太田出版
著:ヘンリー・ボンド
ウォルター・ブロック(2020)『不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ』早川書房
一柳廣孝(2006)『催眠術の日本近代』青弓社
兵頭晶子(2008)『精神病の日本近代 憑く心身から病む心身へ』青弓社
柳下毅一郎(2012)『新世紀読書大全 書評1990-2010』洋泉社
竹内瑞穂+「メタモ研究会」編(2016)『〈変態〉二十面相――もうひとつの近代日本精神史』六花出版
ノーバート・ウィーナー(2011)『サイバネティックス――動物と機械における制御と通信』岩波書店
著:ノーバート・ウィーナー, 翻訳:池原 止戈夫, 翻訳:彌永 昌吉, 翻訳:室賀 三郎, 翻訳:戸田 巌
ギャビン・ニューサム, リサ・ディッキー(2016)『未来政府』東洋経済新報社
著:ギャビン・ニューサム, 著:リサ・ディッキー, 翻訳:稲継 裕昭, 翻訳:町田 敦夫, 監修:稲継 裕昭
ニック・ランド(2020)『暗黒の啓蒙書』講談社
著:ニックランド, 著:木澤佐登志, 翻訳:五井健太郎
デヴィッド・グレーバー(2017)『官僚制のユートピア テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則』以文社
デヴィッド・グレーバー(2020)『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』岩波書店
著:デヴィッド グレーバー, 翻訳:酒井 隆史, 翻訳:芳賀 達彦, 翻訳:森田 和樹
藤森かよこ(2005)『クィア批評』世織書房
編集:藤森 かよこ
グレン・イェフェス(2003)『マトリックス完全分析』扶桑社
著:グレン・ヤフェット

第2章 中国 

西谷格(2018)『ルポ 中国「潜入バイト」日記』小学館
伊藤計劃(2010)『ハーモニー』早川書房
ピーター・シンガー, カタジナ・デ・ラザリ=ラデク(2018)『功利主義とは何か』岩波書店
フレドリック・ジェイムソン, スラヴォイ・ジジェク編(2018)『アメリカのユートピア ―― 二重権力と国民皆兵制』書肆心水
著:フレドリック・ジェイムソン, 編集:スラヴォイ・ジジェク, その他:柄谷行人, その他:スラヴォイ・ジジェクほか, 翻訳:田尻芳樹, 翻訳:小澤央
C・ローウィー「「大きな思想」と「小さな日常」が乖離するとき――ダークな思想を持った人たちの演出について」『現代思想 2019年6月号 特集=加速主義 -資本主義の疾走、未来への〈脱出〉』青土社
草野友子(2018)『墨子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典』KADOKAWA
湯浅邦弘(2009)『諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家』中央公論新社
東浩紀(2015)『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』講談社
アビジット・V・バナジー(2012)『貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える』みすず書房
著:アビジット・V・バナジー, 著:エスター・デュフロ, 翻訳:山形浩生
羅芝賢(2019)『番号を創る権力: 日本における番号制度の成立と展開』東京大学出版会
毛沢東(1995)『毛沢東語録』平凡社
著:毛 沢東, 翻訳:竹内 実
那須耕介, 橋本努(2020)『ナッジ!?』勁草書房
著:那須耕介, 著:橋本努
井上明人(2012)『ゲーミフィケーション ―<ゲーム>がビジネスを変える』NHK出版
安藤馨(2007)『統治と功利』勁草書房
著:安藤 馨
瀧川裕英, 宇佐美誠, 大屋雄裕(2014)『法哲学』有斐閣
著:瀧川 裕英, 著:宇佐美 誠, 著:大屋 雄裕
大屋雄裕(2014)『自由か、さもなくば幸福か?: 二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う』筑摩書房
スタニスワフ・レム(2015)『ソラリス』早川書房
著:スタニスワフ・レム, イラスト:岩郷重力, 翻訳:沼野充義
ミシェル・ウエルベック(2006)『素粒子』筑摩書房
著:ミシェル ウエルベック, 原名:Houellebecq,Michel, 翻訳:歓, 野崎
北一輝(2024)『国体論及び純正社会主義』
田中友香理(2019)『<優勝劣敗>と明治国家 加藤弘之の社会進化論』ぺりかん社
植原亮(2017)『自然主義入門』勁草書房
著:植原亮

雑談①『天気の子』と神新生

『新海誠監督作品 天気の子 公式ビジュアルガイド』KADOKAWA
黒田日出男(2003)『龍の棲む日本』岩波書店
堀江宗正(2019)『ポップ・スピリチュアリティ: メディア化された宗教性』岩波書店
きくちさかえ(2014)『みんなのお産: 39人が語る「お産といのち」』現代書館
七田眞,つなぶちようじ(1998)『胎内記憶: バース・トラウマの秘密』ダイヤモンド社
著:七田 眞, 著:ようじ, つなぶち
吉本隆明(1997)『新・死の位相学』春秋社
著:吉本 隆明
真名井拓美(1986)『ベケットの解読』審美社
著:真名井拓美
英隆, コリーヌ・ブレ(1983)『水中出産』集英社
著:英 隆, 著:コリーヌ・ブレ, 翻訳:大内 聡矣
KADOKAWA編(2019)『ようこそ令和さん!元号擬人化アンソロジーコミック』KADOKAWA
江藤淳(1993)『成熟と喪失 ―“母”の崩壊―』講談社
大塚英志(2004)『江藤淳と少女フェミニズム的戦後』筑摩書房

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