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著者 | 中山元 |
発行 | 平凡社 |
発売日 | 2023/02/22 |
なぜいま働くことは苦しいのか――。人類誕生からAIの進化著しい現代まで、哲学者の思想から労働の功罪の価値を明らかにし、生きる意味を問い直す画期的な思想史。
【本書に登場する哲学者・思想家】
ヘシオドス/アリストテレス/ヨハネス・カッシアヌス/ヌルシアのベネディクトゥス/ソールスベリーのジョン/マルティン・ルター/ジャン・カルヴァン/トマス・ホッブズ/リチャード・バクスター/ジョン・ロック/バーナード・デ・マンデヴィル/フランソワ・ケネー/ジョン・ウェスレー/デヴィッド・ヒューム/ジャン=ジャック・ルソー/アダム・スミス/ジャック・テュルゴー/イマヌエル・カント/サン=シモン/ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル/ロバート・オーウェン/シャルル・フーリエ/カール・マルクス/フリードリヒ・エンゲルス/ヨセフ・ディーツゲン/ポール・ラファルグ/フリードリヒ・ニーチェ/ジークムント・フロイト/マックス・ウェーバー/バートランド・ラッセル/マックス・シェーラー/マルティン・ハイデガー/マックス・ホルクハイマー/ルイス・マンフォード/テオドール・アドルノ/ハンナ・アレント/シモーヌ・ヴェーユ/ジャック・ル・ゴフ/イヴァン・イリイチ/ミシェル・フーコー/アーリー・ラッセル・ホックシールドほか
- 第1章 原初的な人間の労働
- 第2章 古代の労働観
- 第3章 中世の労働観
- 第4章 宗教改革と労働――近代の労働観の変革(一)
- 第5章 経済学の誕生――近代の労働観の変革(二)
- 第6章 近代哲学における労働
- 第7章 マルクスとエンゲルスの労働論
- 第8章 労働の喜びの哲学
- 第9章 労働の悲惨と怠惰の賛歌
- 第10章 労働論批判のさまざまな観点
- 第11章 グローバリゼーションの時代の労働
この記事では『労働の思想史―哲学者は働くことをどう考えてきたのか』pp.315-326に記載の参考文献・関連書籍についてご紹介します。
序として 働くという営みの分類について
ヘーシオドス(1986)『仕事と日』岩波書店
ヘーシオドス(1984)『神統記』岩波書店
ハンナ・アレント(2023)『人間の条件』講談社
ジョン・ロック(2011)『市民政府論』光文社
佐々木理(1975)『ソークラテースの思い出』岩波書店
アリストテレス(1961)『政治学』岩波書店
マックス・ヴェーバー(2020)『職業としての政治』岩波書店
第1章 原初的な人間の労働
田中二郎(1971)『ブッシュマン』思索社
マーシャル・サーリンズ(2012)『石器時代の経済学 〈新装版〉』法政大学出版局
アンドレ・ルロワ・グーラン(2012)『身ぶりと言葉』筑摩書房
ルイス・マンフォード(1990)『機械の神話―技術と人類の発達』河出書房新社
ジョルジュ・バタイユ(1975)『ラスコーの壁画』二見書房
第2章 古代の労働観
マックス・ウェーバー(2000)『古代社会経済史―古代農業事情』東洋経済新社
ヘーシオドス(1986)『仕事と日』岩波書店
アリストテレス(1971)『ニコマコス倫理学』岩波書店
R・S・シャルマ(1985)『古代インドの歴史』 山川出版社
クロード・レヴィ=ストロース(2008)『構造・神話・労働 【新装版】―クロード・レヴィ=ストロース日本講演集』みすず書房
著:クロード・レヴィ=ストロース, 編集:大橋 保夫, 翻訳:三好 郁朗, 翻訳:松本 カヨ子, 翻訳:大橋 寿美子
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