新刊紹介 新刊紹介_20230523 TwitterFacebookコピー 2024.07.31 2023.05.23新刊紹介目次アシュトン・アップルホワイト『エイジズムを乗り越える―自分と人を年齢で差別しないために』ころから渡邉悟史, 芦田裕介, 北島義和ほか『オルタナティヴ地域社会学入門―「不気味なもの」から地域活性化を問いなおす』ナカニシヤ出版嶺秀樹『絶対無の思索へ―コンテクストの中の西田・田辺哲学』法政大学出版局小坂井敏晶『矛盾と創造―自らの問いを解くための方法論』祥伝社ジェームズ・エルキンス『なぜ美術は教えることができないのか―美術を学ぶ人のためのハンドブック』三元社山竹伸二『心理療法の精神史』創元社尹雄大『聞くこと、話すこと。―人が本当のことを口にするとき』大和書房アシュトン・アップルホワイト『エイジズムを乗り越える―自分と人を年齢で差別しないために』ころから エイジズムを乗り越える: 自分と人を年齢で差別しないために (いきする本だな)ころから Amazon Rakutenポチップ概要「高齢者は集団自決すればいい」のか?国連「Healthy Ageing 50」の一人に選ばれたアシュトン・アップルホワイトが「年齢」による思い込みや偏見がフェイクであることを明かす!文化に根ざした偏見にどう抗うのか「アクション」を示す!そうして、エイジズムを乗り越えていくための一冊。高齢化が「問題」として語られるのは、根っこにエイジズム=年齢差別があるからだ!目次本書をめぐる著者とのQ&A序章第1章 エイジズムとは何第2章 アイデンティティー 年齢と自我第3章 脳、記憶を忘れること第4章 からだ 若さでなく健康を第5章 セックスと情愛 賞味期限なし第6章 職場 まだ途中第7章 自立の罠 長寿はチームスポーツ第8章 晩年 雄牛が違って見える第9章 年齢占拠! エイジズムを超えて訳者あとがき渡邉悟史, 芦田裕介, 北島義和ほか『オルタナティヴ地域社会学入門―「不気味なもの」から地域活性化を問いなおす』ナカニシヤ出版 オルタナティヴ地域社会学入門: 「不気味なもの」から地域活性化を問いなおすナカニシヤ出版 Amazon Rakutenポチップ概要「不気味なもの」を補助線に地域活性化の枠組みを問いなおし、まごつきながら農村・地域社会のリアルに迫る新たな地域社会学の入門書目次まえがき序章 農村における住みづらさとは:地域活性化を問いなおす(芦田裕介・北島義和)1 農村をめぐる状況2 課題解決志向に対する違和感3 地域活性化フレームとその問題点4 不気味なものから考える農村第一章 ヤマビル:コントロールできない生き物と出会う(渡邉悟史)1 ヤマビルがやってきた2 なぜヤマビルがやってきたのか3 講演会にて:ファーストコンタクト4 防護柵の後(ろ)で5 駆除の現場6 少し、たまに、世界が重なる、世界を重ねる第二章 空き家:地域社会の問題を顕在化させるモノと向き合う(芦田裕介)1 空き家との遭遇2 空き家を利活用する動き3 地域住民にとっての「空き家問題」4 空き家と向き合う実践5 現代の農村に住まうこと第三章 観光・レクリエーション利用者:「招かれざる客」はいかに生まれてくるか(北島義和)1 はじめに:ある湖の風景から2 観光・レクリエーションと農村:活性化の切り札?3 観光・レクリエーションをめぐる軋轢:北海道の事例から4 観光・レクリエーションをめぐる経験:屈斜路湖周辺の事例から5 おわりに:「うまいやり方」を越えて第四章 移住者:パッケージ化される農村移住(佐藤真弓)1 はじめに:ある移住者の経験2 農村移住のパッケージ化とは?3 パッケージ化の方針:「あるべき農村移住」とは?4 パッケージ化の諸次元:「あるべき農村移住」はどのように進められているのか?5 パッケージ化のメリット・デメリット6 「あるべき農村移住」の実態:期待される役割とそれへの対応7 おわりに:「あるべき農村移住」の行方第五章 不気味なもの:ホームに生きる人々の二重性の経験(渡邉悟史・北島義和・芦田裕介・金子祥之・佐藤真弓)1 はじめに2 不気味なものの増殖3 不気味なものと故郷喪失4 不気味なものの社会科学へ5 ホームの集成と不気味なもの終章 まごつきながら反芻すること:地域活性化ではなく地域社会を考えるために(渡邉悟史)本書をお使いの先生方へあとがき人名索引事項索引嶺秀樹『絶対無の思索へ―コンテクストの中の西田・田辺哲学』法政大学出版局 絶対無の思索へ: コンテクストの中の西田・田辺哲学著:嶺 秀樹 Amazon Rakutenポチップ概要西洋哲学の伝統のみならず、当時最新の現象学の潮流とも対峙し、それらとは異なる論理で独自に思索した西田幾多郎と田辺元。絶対無、直観や経験、場所や時間といった主題群をめぐって二人の哲学者は何を共有し、どうすれ違ったのか。フッサール、ハイデガー、九鬼との関係も視野に収め、争点となった哲学的問題の数々を、固有の文脈のなかで丁寧に解きほぐす。全10章・補論3章の最新読解。目次はじめに第一部 コンテクストの中の西田哲学第一章 西田の場所の思想における叡智的なるもの 第二章 西田哲学とフッサールの現象学 第三章 西田とショーペンハウアー──美のイデアをめぐって 第四章 行為的直観とムーセの時空構造──西田の無の自覚的限定の立場から 第五章 永遠の今──西田幾多郎と九鬼周造 補論一 九鬼と形而上学の問題 第六章 存在の悲哀と無の慈しみ──自覚的経験から見た根本気分 第七章 ハイデガーと日本の哲学──西田のハイデガー批判 補論二 ハイデガーと東アジアの対話 補論三 経験の直接性と言語 第二部 コンテクストの中の田辺哲学──田辺の基本思想の展開第八章 初期田辺の反省理論──西田批判の背景にあるもの 第九章 中期田辺の根本洞察──絶対弁証法の成立 第一〇章 田辺の後期哲学における歴史主義 おわりに索 引小坂井敏晶『矛盾と創造―自らの問いを解くための方法論』祥伝社 矛盾と創造 自らの問いを解くための方法論著:小坂井敏晶 Amazon Rakutenポチップ概要考えるヒントを求める人へ人間と社会を深い洞察で解き明かしてきた著者が、パリ第八大学でフランスの学生に説いてきた知のあり方、方法論。創造を称揚する貧困な常識を捨て、もう一度考え直そう。なぜ学ぶのか、なぜ知りたいのか。目次第一章 創造性という偽問題第二章 矛盾を解く型 同一性と変化をめぐって第三章 主体虚構論の舞台裏第四章 モスコヴィッシの贈り物第五章 躊躇と覚醒第六章 社会は制御可能か終章 残された仕事ジェームズ・エルキンス『なぜ美術は教えることができないのか―美術を学ぶ人のためのハンドブック』三元社 なぜ美術は教えることができないのか: 美術を学ぶ人のためのハンドブック著:ジェームズ・エルキンス, 翻訳:小野康男, 翻訳:田畑理恵 Amazon Rakutenポチップ概要いかにして、美術を教えることができるのか。「美術を教える」とは何か、何をいかにして教え、学んでいるのか、教師も学生も、ほとんど分かっていない。講評で使われる批評の言葉を手がかりに、美術の授業で「起こっていること」を記述することで、私たちが普遍と信じ、行い続けていることの意味を問い直す。――「美術を教える」ことについて、誰も口にすることのなかった数々の事実を提示する。目次序論第1章 歴史第2章 会話第3章 理論第4章 批評第5章 提案結論訳者あとがきと解説索引註山竹伸二『心理療法の精神史』創元社 心理療法の精神史 叢書パルマコン・ミクロス著:山竹 伸二 Amazon Rakutenポチップ概要「心が治るとは、どういうことか」心理療法(サイコセラピー)の全史を追跡しながら、そこに共通する人間性と治癒の本質を「自由と承認の葛藤」の中に見る。古代の呪術的治療から、精神分析、認知行動療法、ナラティヴ・セラピー、オープンダイアローグなど最前線の心理療法までを俯瞰し、背景にある哲学・思想との関連から鮮やかに描き出す〈心の治療が持つ意味を再考する心理療法史〉。[図版多数]目次はじめに第1部 心理療法史の全体像第1章 古代から近代までの心理療法史第2章 精神医学と臨床心理学の歴史第2部 現代心理療法の多様な展開第3章 無意識へのアプローチ――精神分析の歴史第4章 フロイト以後の精神分析第5章 実証科学からの挑戦――認知行動療法の展開第6章 実存を問う心理療法第7章 心理療法の最前線――家族療法から構成主義のセラピーへ第3部 心理療法はどこへ向かうのか?第8章 理論対立から統合へ第9章 心理療法とは何か?第10章 現代社会と心理療法の未来おわりに人名索引尹雄大『聞くこと、話すこと。―人が本当のことを口にするとき』大和書房 聞くこと、話すこと。~人が本当のことを口にするとき著:尹雄大 Amazon Rakutenポチップ概要あなたと私の「違い」を丁寧に話したい。「わかりやすく話そう」を突き詰めた結果、僕たちの会話はただの情報のやりとりに陥っていないだろうか。上間陽子氏に、坂口恭平氏に、濱口竜介氏に、人が本当のことを口にする瞬間について聞いて考えたこと。目次1 章 身体とその人の声2 章 まだ語られていない声を聞くということ3 章 あなたがあなたとして存在することを認める4 章 死を願う言葉を身体で聞く5 章 私とあなたのあいだにある言葉
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