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著者 | 松村圭一郎 |
発行 | ミシマ社 |
発売日 | 2021/09/24 |
国家は何のためにあるのか?
ほんとうに必要なのか?
「国家なき社会」は絶望ではない。
希望と可能性を孕んでいる。
よりよく生きるきっかけとなる、〈問い〉と〈技法〉を人類学の視点からさぐる。
本書でとりあげる「人類学者によるアナキズム論」とは…
・国家がなくても無秩序にならない方法をとる
・常識だと思い込んでいることを、本当にそうなのか? と問い直す
・身の回りの問題を自分たちで解決するには何が必要かを考える
アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!
この本で考える「アナキズム」は達成すべき目標ではない。むしろ、この無力で無能な国家のもとで、どのように自分たちの手で生活を立てなおし、下から「公共」をつくりなおしていくか。「くらし」と「アナキズム」を結びつけることは、その知恵を手にするための出発点だ。(「はじめに」より)
- はじめに 国家と出会う
- 第一章 人類学とアナキズム
- 第二章 生活者のアナキズム
- 第三章 「国家なき社会」の政治リーダー
- 第四章 市場(いちば)のアナキズム
- 第五章 アナキストの民主主義論
- 第六章 自立と共生のメソッド――暮らしに政治と経済をとりもどす
- おわりに
この記事では『くらしのアナキズム』の参考文献・関連書籍についてご紹介します。
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