『チャヴ 弱者を敵視する社会』 オーウェン・ジョーンズ最新作
新自由主義社会を終わらせるには何が必要なのか?
諦めを希望に変えるための
「歓喜」と「敗北」に満ちた、またとない記録
“富裕層の敵”ジェレミー・コービンが労働党党首選に名乗りを上げた。
そこから、すべてが始まった
緊縮財政で不平等がむき出しになった時代に生きる私たちを、
本書の著者オーウェン・ジョーンズは、「イギリス政治、混乱の10年」の旅へと誘う。
過去に例を見ないほど、あらゆる政治志向の人々に取材した本書には、
期待だけでなく、幻滅も正直に描かれている。
なぜなら、あやまちと正面から向き合わないかぎり未来はないから。
そうすれば、より公平で平等な世界を築くチャンスがたしかにあるから。
〝私たちの時代〟の到来を望むなら、 そのまえに、過去から学ばなければならない。
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●ガーディアン紙、スペクテイター紙、ニュー・ステイツマン誌の年間最優秀作
●本書への賛辞
政治の推理小説かのようなページターナーで、刺激的であると同時に驚くほど公平な論評。
──リッサ・ベン ニュー・ステイツマン誌
久々に読んだ最高の政治書だ。
──ロッド・リドル スペクテイター紙
ここに描かれた数年間のドラマは、まるでシェイクスピア劇のようだ……この著者は自分の陣営を分析するとき最も力を発揮し、人々を感心させる。
──ロバート・シュリムズリー フィナンシャル・タイムズ紙
この時期の困難について、政治的中道派や右派のジャーナストがこれまで書いてきたどんなものより、はるかに率直な分析と論説だ。
──ジェイムズ・バトラー ロンドン・レビュー・オブ・ブックス誌
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