『恐怖の哲学―ホラーで人間を読む』の参考文献

Information
著者	戸田山和久
発行	NHK出版
発売日	2016/01/09

この本の概要

恐怖は知性だ！前代未聞の哲学入門
なぜわれわれはかくも多彩なものを恐れるのか？ときに恐怖と笑いが同居するのはなぜか？そもそもなぜわれわれは恐れるのか？　人間存在のフクザツさを読み解くのに格好の素材がホラーだ。おなじみのホラー映画を鮮やかに分析し、感情の哲学から心理学、脳科学まで多様な知を縦横無尽に駆使、キョーフの正体に迫る。めくるめく読書体験、眠れぬ夜を保証するぜ！

この本の目次

Ｉ　恐怖ってそもそも何なのさ？
第1章　恐怖の原型としての「アラコワイキャー体験」
第2章　アラコワイキャーのどれが重要なのか？――「部分の問題」を考える
第3章　これが恐怖のモデルだ！――身体化された評価理論
II　ホラーをめぐる3つの「なぜ？」
第4章　まずは「ホラー」を定義しちゃおう
第5章　なぜわれわれはかくも多彩なものを怖がることができるのか？
第6章　なぜわれわれは存在しないとわかっているものを怖がることができるのか？
第7章　なぜわれわれはホラーを楽しめるのか？
III　恐怖の「感じ」って何だろう？――ゾンビといっしょに考える
第8章　哲学的ゾンビをいかに退治するか？
第9章　「意識のハードプロブレム」をいかに解くか？

この記事では『恐怖の哲学―ホラーで人間を読む』のpp.431-443に記載の参考文献（邦語）、「おすすめホラームービー」についてご紹介します。

本書全体にかかわる参考文献
第1章　恐怖の原型としての「アラコワイキャー体験」
第2章　アラコワイキャーのどれが重要なのか？――「部分の問題」を考える
第3章　これが恐怖のモデルだ！――身体化された評価理論
第5章　なぜわれわれはかくも多彩なものを怖がることができるのか？
第6章　なぜわれわれは存在しないとわかっているものを怖がることができるのか？
第7章　なぜわれわれはホラーを楽しめるのか？
第8章　哲学的ゾンビをいかに退治するか？
第9章　「意識のハードプロブレム」をいかに解くか？
おすすめホラームービー10選

本書全体にかかわる参考文献

ノエル・キャロル（2022）『ホラーの哲学フィクションと感情をめぐるパラドックス』フィルムアート社

ホラーの哲学フィクションと感情をめぐるパラドックス

フィルムアート社

本書全体にかかわる参考文献

ノエル・キャロル（2022）『ホラーの哲学 フィクションと感情をめぐるパラドックス』フィルムアート社

信原幸弘, 太田紘史編（2014）『シリーズ 新・心の哲学III 情動篇』勁草書房

大平英樹（2010）『感情心理学・入門 (有斐閣アルマ)』有斐閣

第1章 恐怖の原型としての「アラコワイキャー体験」

デカルト（2008）『情念論』岩波書店

バートランド・ラッセル（2014）『現代哲学』筑摩書房

第2章 アラコワイキャーのどれが重要なのか？――「部分の問題」を考える

ギルバート・ライル（1987）『心の概念』みすず書房

ジョセフ・ルドゥー（2003）『エモーショナル・ブレイン―情動の脳科学』東京大学出版会

第3章 これが恐怖のモデルだ！――身体化された評価理論

アントニオ・R・ダマシオ（2010）『デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳』筑摩書房

第5章 なぜわれわれはかくも多彩なものを怖がることができるのか？

ダーウィン（1991）『人及び動物の表情について』岩波書店

ルース・ギャレット・ミリカン（2007）『意味と目的の世界』勁草書房

トマス・ネーゲル（1989）『コウモリであるとはどのようなことか』勁草書房

第6章 なぜわれわれは存在しないとわかっているものを怖がることができるのか？

西村清和訳（2015）『分析美学基本論文集』勁草書房

第7章 なぜわれわれはホラーを楽しめるのか？

デイヴィッド・ヒューム（2011）『ヒューム 道徳・政治・文学論集[完訳版]』名古屋大学出版会

エドマンド・バーク（1999）『崇高と美の観念の起原』みすず書房

第8章 哲学的ゾンビをいかに退治するか？

鈴木貴之（2015）『ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう: 意識のハード・プロブレムに挑む』勁草書房

デイヴィッド・J・チャーマーズ（2001）『意識する心―脳と精神の根本理論を求めて』白揚社

第9章 「意識のハードプロブレム」をいかに解くか？

アントニオ・R・ダマシオ（2003）『無意識の脳 自己意識の脳』講談社

おすすめホラームービー10選

トビー・フーパー（1974）『悪魔のいけにえ』

ウェス・クレイヴン（1996）『スクリーム』

ジョージ・A・ロメロ（1978）『ゾンビ ディレクターズカット版 HDリマスター版』

フランク・ダラボン（2007）『ミスト』

サム・ライミ（1987）『死霊のはらわたII』

エドゥアルド・サンチェス, ダニエル・マイリック（1999）『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』

フィリップ・カウフマン（1978）『SF/ボディ・スナッチャー』

スタンリー・キューブリック（1980）『シャイニング』

デイヴィッド・クローネンバーグ（1986）『ザ・フライ』

ロビン・ハーディ（1973）『ウィッカーマン』

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ノエル・キャロル（2022）『ホラーの哲学フィクションと感情をめぐるパラドックス』フィルムアート社

信原幸弘, 太田紘史編（2014）『シリーズ新・心の哲学III 情動篇』勁草書房

第1章　恐怖の原型としての「アラコワイキャー体験」

第2章　アラコワイキャーのどれが重要なのか？――「部分の問題」を考える

第3章　これが恐怖のモデルだ！――身体化された評価理論

アントニオ・R・ダマシオ（2010）『デカルトの誤り情動、理性、人間の脳』筑摩書房

第5章　なぜわれわれはかくも多彩なものを怖がることができるのか？

第6章　なぜわれわれは存在しないとわかっているものを怖がることができるのか？

第7章　なぜわれわれはホラーを楽しめるのか？

デイヴィッド・ヒューム（2011）『ヒューム道徳・政治・文学論集[完訳版]』名古屋大学出版会

第8章　哲学的ゾンビをいかに退治するか？

第9章　「意識のハードプロブレム」をいかに解くか？

アントニオ・R・ダマシオ（2003）『無意識の脳自己意識の脳』講談社

ジョージ・A・ロメロ（1978）『ゾンビディレクターズカット版 HDリマスター版』